月子「きゃ・・・あ、足の裏が・・・触手に舐められて・・・」
   なんとか逃げようとするが逃げられない月子。
   体のあちらこちらに粘液をこすり付けてくる触手。
   服は粘液に溶かされどろどろになり、塗れた服がよりいっそう月子の動きを拘束していた。
月子「はぁはぁはぁ・・・手と足はこのままじゃ自由になりそうに・・・きゃっ!!!」
『ポタッ・・・ポタタッ・・・』
   月子の顔に大量の粘液が降りかかる。
   青臭いニオイが鼻を突く。
月子「うううっ・・・なんてニオイなの・・・」
   辺り一面を支配していたニオイであったが、じかに顔に付くとそのニオイの強烈さが改めて認識させられる。
   目線を上げると、大きく口を開けた触手が長い舌を出しながら臭い粘液を滴らせていた。
月子「・・・こ、こんな触手に私が・・・体さえ動けば・・・」
   体を固定されてしまっている月子に降りかかる粘液を避けることはできなかった。   
   それはものすごい量で顔全体を覆い、粘液質な液体が鼻、口を覆い呼吸すら邪魔するほどであった。
月子「あぶっ、ちょっと・・・これ・・・」
   呼吸をするたびにじゅるじゅると音をたてて、鼻、口に粘液が流れ込んでくる。
   さらに糸を引いた粘液が視界をさえぎる。
月子「ぷはっ・・・んっ・・・じゅるっ・・・い、息が・・・んはっ」
   顔へとどんどん近づいてくる触手に月子が気付くことはできなかった。

月子「んびゅ・・・こ、こんなもので・・・わ、私が・・・んぶっ!!!」
   伸びた触手の口が無抵抗な月子の唇を奪う。
『ぶちゅるるるるっっっ』
   汚い汁音を立てながら月子の唇を吸い上げる触手。
月子「んふぅ~~~!!!」
   顔を左右に振り抵抗するが強い力で吸い付いてくる触手の口からは逃れられない。
月子『わ、私の唇に触手が!?』
   触手は月子の唇を奪うだけに飽き足らず、ぴったりと閉じた唇を舌で掻き分け口の中にまで浸入しようとしてくる。
月子「んぐっぅぅぅ!!!」
   歯をがっちりと噛み、かろうじて触手の舌の浸入を拒む月子。
   しかし触手はあきらめる様子はない。
月子『いつまで続ける気なの・・・ぜ、絶対に口を開くことなんてしないわよ』
『ジュルッッッ!!!ジュルルルルゥゥゥ・・・』
   触手がさらに大きな口を開けて、月子の鼻まで覆うように吸い付いてくる。
月子「!!!」
   鼻、口を覆われ当然息苦しくなる月子。

『ぶしゅぅぅぅ・・・』
   さらに追い討ちをかけるように濃い瘴気を直接鼻から月子に送り込む触手。
   逃げ場のない瘴気が月子の体を蝕む。
月子『んんんああああっっっ・・・、苦しい・・・で、でも、いま口を開けて空気を吸ったら・・・』
   しかしその数秒後・・・。
月子「ぷはぁっっっ!!!」
   苦しさに耐え切れず、呼吸をする月子。
   その一瞬を見逃すはずもなく、触手が口の中に勢いよく浸入してくる。
月子「んごごごごっ!!!」
   一度浸入を許してしまえば、後からそれを拒むことは不可能であった。
   触手から伸びる舌と月子の舌が口の中で絡みあう。
『ぐっちゃ・・・ぐっちゅ・・・』
月子「んんん・・・」
   わざと聞こえるかのように大きな音を立てて月子の口の中を犯す触手。
   月子の舌を吸い上げたり、互いの舌を絡ませたりとしてくる。

   やがて触手が口の中でぶるぶると震えだす。
月子「ま、まさか・・・わ、私の口の中で!?」
『ビュルルルルルッッッ』
月子「んんん~~~!!!」
   口の中いっぱいに生臭い苦い感覚が広がっていく。
   触手が射精している時間は恐ろしく長く、次第に月子の頬はまるで食べ物をいっぱい含んだリスのように膨らんでいった。
月子『うううっ・・・どんどん口の中に・・・広がって・・・』
   飲み込まないように必死に咽でこらえる月子。
   口の中の触手の舌が伸びて、無理に月子の咽を押し広げ、奥へと侵入してくる。
月子「んぐっ!んんん~!!!」
   異物を排除しようと月子の咽がごきゅごきゅと音をたて始める。
   しかし、だんだんと送られる精液の圧力に負けてしまい・・・。

月子『だ、だめ・・・もうこれ以上・・・』
『ゴクッ!!!』
   液体というにはあまりにも粘液質な・・・まるでゼリーのような質感。
   今どこを流れているのかわかるような、どろどろとした液体・・・それが咽から胃へと送り込まれれる。

   咽の奥からごきゅごきゅと音が鳴り、精液が体の中に流れ込んでいく。
月子「んほぉおおおっ!んごっ・・・んぶうぅぅぅぅ!!!」
   声にならない声をあげる月子。
   あふれ出した精液が顔から流れ落ち、顔、髪、そして体中を汚していく。
月子「おぼぅ・・・も、もうやめて・・・んごっ」
   衰えを知らない触手は月子のペースなど考えずどんどん精液を送り込んでくる。

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